資格受験 弁護士・司法書士・行政書士 少子高齢化

司法改革の中で、弁護士は人数が急増し、他の士業には今までより広範な権限が与えられた。

ネットとかを見ると弁護士や司法書士、行政書士、社会保険労務士といった士業の方たちが互いに批判をしている。 それだけ仕事に困っているのだろう。
この中でも弁護士と司法書士のやりとりは結構激しいみたいだ。

なぜかといえば、2003年から司法書士も法務大臣の認定を受ければ簡易裁判所の訴訟代理権を得ることができるようになったことが大きい。

司法書士は従来の登記業務が頭打ちになってきたこと、弁護士は人数が急増したことにより仕事が少ないことから、簡裁訴訟というものの存在が両者にとって大きくなってきているのだ。

第一審の年間の訴訟件数なんだけど、地裁は20万件、簡裁は50万件ある。簡裁は訴訟の額が140万以下のものとなる。 概ね個人の消費者被害、交通事故、賃料請求、給与請求とかだ。 なお、地裁や簡裁ともに本人訴訟と言って弁護士や司法書士を付けずに裁判する割合もそれなりにある。 地裁は3割くらい、簡裁は6割くらいが原告・被告ともに代理人をつけていない。

不況で、さらに少子高齢化で訴訟の増加は可能性は低いし、それに対して弁護士は年間1700人規模で増えていることから訴訟を中核業務にしている弁護士としては死活問題なんだろう。 自分らの聖域が崩れ始めているのだから。

だけど、弁護士会としては「俺たちが食えなくなったらどうするんだよ。困るんだよ。せっかく試験に受かって安泰だと思ってたのにさ」なんていう本音は言えないでしょ。 正義の味方?なんだから。

そこで、司法試験の合格者増や司法書士の簡裁代理権取得に対して「能力担保がない人間が訴訟代理を行えるようになっては日本国民の権利が害される」とかもっともらしいことを言って反対してるわけ。

一方、司法書士会側からすれば、従来少額訴訟は金にならないからと弁護士が相手にしてこなかった人たちを司法書士は本人訴訟支援という形でサポートしてきた為、その実績が認められて簡裁の訴訟代理権が認められた。それなのに、弁護士がどんどん増えてきたら今まで見捨ててきた少額訴訟に食い込んでくるのは勝手ではないかという主張がある。そして離婚とか相続の家事事件の代理も解放せよと。

実際簡裁の代理件数としては、弁護士と司法書士の数が同じくらいになっている。

従来、「訴訟」というと弁護士、「登記」というと司法書士をイメージするのが普通だったと思う。だけど、代理件数としては変わらない。なぜ?
このような結果となっているのは今までの弁護士達に多分の責任があると思う。偉そう、金が高い、威圧的、敷居が高い等市民が気軽に相談できない状況を作り出してきたのは彼らである。世間を知らない人間が何年も勉強して受かったら周りの人間や社会からチヤホヤされてきた結果勘違いしてしまっている弁護士が多い。

一方、司法書士は比較的真面目で威張りちらすというわけでもなく、地域の中小企業や不動産会社、個人に密着してきた結果、我々一般国民も弁護士に相談するよりも司法書士の方が相談しやすいという状況がある。

もちろん、弁護士でも人権派で立派な先生もいるし、司法書士でも金儲け主義がいることも事実だ。 ただ、国民のイメージとしては上記のようなことが一般的に言えると思う。

弁護士のブログでは、弁護士が「法的素養があるのは司法試験に合格した我々だ。訴訟代理をしたければ司法試験に合格すればいい。ほかの資格は能力が担保されていない」といい、それを見た司法書士がそのブログのコメントで「弁護士は傲慢で上から目線だ。なんでも万能に行えるとおもっているなんて何様だ。我々だって難しい試験に受かっているし弁護士よりも法律に精通した人間だっている」という応酬をしていた。

こういうやりとりってはっきり言ってどうなのかね?って思う。お互いの利権争いで国民は置き去りにされていると思う。

まず、司法試験に受かれば法的素養があるといっている弁護士も間違っている。だって、車だって運転免許とったって上手い人もいればぶつけてばっかいる人もいるでしょ。弁護士も同じだと思う。 あることで法科大学院の2人の弁護士に質問したんだけど、正反対の答えだった。さすがに片方の人は俺でさえもおかしいと思った。

他方、弁護士は傲慢だとか偉そうだと言っている司法書士もおかしいと思う。劣等感やコンプレックスの裏返しに聞こえるし、社会的地位なんていうのはその時代の国民一般のイメージや信頼でかわるのだから、そんなこというよりも日々の業務で一生懸命誠実に対応して国民からの信頼が得られるようになることが先決でしょ。そうすれば自ずと認知度や社会的地位だって付いてくるでしょ。

昔の人たちが尊敬していた、議員、公務員、教師だって今はあんな状況だもんね。

もっとも、士業にたいして「先生、先生」といって持ち上げてきた我々にも責任がると思う。偉いとか尊敬とかいうのは職業や肩書きで決まるものじゃないと思う。何をやってきたかでしょ。

結局、俺が言いたいのは、資格を持っているからとか試験に合格したから自分は有能だとか思っている連中は法律家である以前に人間として失格だということ。

もちろん、いくら実力があっても法律で認められていない職務を行うことは許されない。法治国家である以上ね。 だけど、法律である士業の職務権限を広げるとかいうことについて利害関係を有する弁護士とかが正論を振りかざして反対するのはおかしい。 最終的には我々主権者である国民が決めることだ。
弁護士のホームページをみると、ことさらに司法書士と弁護士の違いを書いて司法書士より自分たちの方が優れているというようなことを書いているとこがある。

こういうことがホントに効果があると思うのかね? 我々一般国民を馬鹿にしている気がする。 ネット社会である以上、弁護士と司法書士の職務権限の違いなんて調べればすぐわかる。

他の職業の人たちとの違いをホームページで書いて集客する弁護士どう思う?
俺はそんな連中には絶対頼まない。 他の職業をおとしめるようなこと書いてる弁護士信用できないし、仕事がないんだと思うから。

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